2009年4月2日木曜日

ミスト・インセクト

映画「ミスト」に登場。
 
霧の中から現われた昆虫のような生物。
光に集まる習性があり、マーケットのガラスに張り付いていた。
この生物が集まると、それを捕食する鳥のような生物も現われる。
尾はサソリのように針があり、刺されると患部が異常に腫れ上がり、
なんらかの病原菌(または毒)に冒される。
これに首筋を刺されたマーケット店員のサリーは何の施しようもなく死亡した。
光に集まり、マーケットのガラスに張り付いていたところを
鳥のような生物に襲われ、そのときガラスの一部が割れてしまい、
数匹の虫のような生物がマーケット内に侵入し、
それを追いかけて鳥のような生物二体もマーケット内に侵入する。
サリーを襲い、ユダヤ教信者ミセス・カーモディにも襲い掛かるが、
何故か刺さなかった。二匹は教師アマンダ・ダンフリーやトム・スモーリーにより
モップで叩き落された上に踏み潰され、もう一匹は侵入してきた
鳥のような生物から逃げ切れず、捕食された。
(名前は私がつけた仮称です)
 
怪獣がいっぱい映画「ミスト」。この昆虫のような生物は
刺してくること以外は然したる問題(十分問題ありだが)はないが
これに付随するものが恐ろしい。まず、鳥のような生物。
これは具体的で姿形のある恐怖だが、もう一つは刺されなかった
一人だけのユダヤ教信者ミセス・カーモディに神のご加護を受けているという
印象を強めさせたことだ。これによりカーモディは神様からの
御墨付きをもらったようなものでそれを見た人々の何人かは
彼女の傘下に入ることになり、これがカーモディが
恐ろしい狂信者としての面を露わにさせる原因となったのだ。
原作とデザインが少し違いがあり、原作はナメクジに翅が
生えたような姿でかなりグロテスクな姿をしている。

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