2009年10月11日日曜日

タガ・ヨシミツ

映画「SFソードキル」に登場。

1552年の日本人であり、マカベ一族の武士。
日本の武将ヨシミツは敵に捕われた妻チドリを救出しようとするが、
乱戦の中、チドリは殺され、自身も矢を受け湖に転落する。
400年後の現代、2人の男女が洞窟で氷漬けになっているヨシミツを発見。
彼の身体はL.A.のカリフォルニア低温外科医療法研究所に運ばれ、
リチャーズ博士によって蘇生実験が行なわれた。
見事実験は成功し、蘇ったヨシミツ。
そんな奇妙な武士に興味を持った女性記者クリスは彼に惹かれていく。
実験材料としかみないリチャーズと違って、
彼を人間としてみるクリスにヨシミツは心を許す。
しかし値打ちのモノの刀だと思い込んだ所員が刀を盗もうとしたので
これを斬り捨てたヨシミツは時代の違う異国の街L.A.を彷徨う。
たまたまチンピラに襲われていた退役軍人の老人を助け、
老人は彼をスシ・バーに連れていく。
そこへヨシミツはお札参りにきたチンピラを斬殺。
殺人犯として警察に追われる身に。
クリスは彼を日本人の古美術商の店にかくまうが、
殺人事件の責任逃れと人体実験の証拠隠滅を図るリチャーズ博士らが来て、
ヨシミツを捕縛する。彼を闇に葬り去ろうとするリチャーズと
クリスが争い車は横転。ヨシミツとクリスは牧場で白馬を盗み、森の中を逃走する。
警察はヘリをとばして二人の後を追跡する。
やがて警察の銃弾を浴びたヨシミツは、
「武士の道は死じゃ」とつぶやき、再び湖に転落していった…

サムラァァァァイ!!!!ブシドォォォォォ!!!!  
映画「SFソードキル」。
藤岡弘が現代に蘇ったサムライを演じ、
フロム・ビヨンド」「パペット・マスター」の
エンパイア・ピクチャーズにより製作されたこの映画。
普通なら馬鹿馬鹿しく、毒にも薬にもならない
極平凡な映画になるはずが、藤岡弘の熱き魂が伝染したのか
時代も言語も文化も一切が違う国に現れたサムライが
如何に「サムライはどういったものか?」を魅せる
サムライの生き様を熱く描いたモノになっている。
ちなみに筆者は彼の名前が「多賀義光」でいいのか未だに分からない。

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