2013年5月9日木曜日

王の飛竜

ゲーム「Demon's Souls」に登場。

デーモンと共にボーレタリアに現れた、火を吹く跳びトカゲと呼ばれる飛竜ワイバーン。
強力な炎のブレスで、王国に侵入する者を焼き尽くす。
通称として「飛びトカゲ」、「でっかいトカゲ」と呼ばれている。
赤い飛竜と青い飛竜がおり、王城の奥へと進む者に対して容赦なく攻撃してくる。
前者からは小さな炎の鱗のデモンズソウル、後者からは大きな炎の鱗のデモンズソウルが得られる。
飛竜の伝承から生まれたデーモンなのか、飛竜がソウルを蓄えたことでデーモンと化したのかは不明。
しかしボーレタリア王城には、王の飛竜二体とは別の飛竜の死体が残っており、
またストーンファング坑道には竜の化石があり、竜自体は存在している模様。

ドラゴンじゃなくて、ワイバーン。ゲーム「デモンズソウル」に登場する王の飛竜は
最初に現れるシーンで、口に沢山の人間を咥えてお出迎えしてくれる。
初見だと「こいつがボスか!」と意気込むプレイヤーもいただろう。
しかし実態は、道中炎のブレスで行く手を遮るだけの、ただのお邪魔キャラである。
ストーリー上、倒す必要性もない。ただし倒すことはできるが、多大な労力を使って
手に入るデモンズソウルは、何の武器や魔法、奇跡に変換することは出来ず、
ただ潰して己のソウルにできるだけ。ちょっとしたお小遣い程度のものであるが、
果たして払った対価と合っているかどうかは、プレイヤーの考え方次第である。
この飛竜もデーモンであるが、竜の存在がデモンズソウルの世界で一般的かどうかはわからない。
一応ストーンファングには竜の化石があるものの、生息しているみたいな話は聞けない。
デーモンの一種なのか、それともそういう生き物なのだろうか?
また「王の~」の意味は、王の所有物を指しているのか、それとも王国にいるからそう呼ばれているのか、
謎が多い限りである。ちなみに「王の飛竜のトロフィー」を取得するのに二体とも倒す必要はなく、
青い方だけ倒せばよかったりする。筆者はこれに気づかず、友人のプレイを見て初めて知り、
とてつもない衝撃と、虚無感に襲われた。

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